デュラララ!!

筆者の描く人物は、どの作品も共通して【濃い】。非現実な思考や力をもったキャラクターたち。しかし、世界観が異質なものであるとは感じさせない筆者の文章力。東京都池袋に集う、異常な者達の日々を描く。
筆者の特徴は、描く全ての作品の世界観が同一であるようにみえること。同じ世界の者らを、様々な視点で描いた作品。それが筆者の小説の形なのだろう。事実、筆者の他作品と今作品には共通した人物との関連もみえているようだ。