2006-06-21から1日間の記事一覧

東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~

著者の半生を綴った作品。捉え方に個人差が生まれるだろう文体だが、私は一種の美しさを感じた。母と著者との接しなどがユーモアある文章で語られ思わず笑いが漏れることも多々ある。そのような愉快な母親との出来事などが、継続され綴られるが故に、最後に…

リアル鬼ごっこ

自主出版も頷けるくらいに、文章が下手。内容も、大まかな設定だけを思いつき、それを描きたいがために無理に小説とした印象。そのため、詳細な人物設定、情景などなどが軽薄。しかし、単純でけれど妙に恐怖感を覚えるその設定は、或いは魅力があるのかも知…