東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~

著者の半生を綴った作品。捉え方に個人差が生まれるだろう文体だが、私は一種の美しさを感じた。母と著者との接しなどがユーモアある文章で語られ思わず笑いが漏れることも多々ある。そのような愉快な母親との出来事などが、継続され綴られるが故に、最後には確かに感動を覚える。