夏休みは命がけ!

無関係な主人公が誰かに巻き込まれとんでもない目に遭う、といった形の話は私の好物であり、今作品はそれである。設定に魅力が感じられるだけで、綴られる詳細な内容には新鮮味も感動も共感させるものもなく、映画のノベル版といったような軽薄さを感じるが、勿論それは汚点としてみるべきではないだろう。